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行き過ぎな愛が生み出す恐怖……?『こはるの日々』1巻

 愛は素敵だ。愛は美しい。愛は地球を救う。
 基本的に愛は善きものとされてはおります。
 が。
 それがあまりに過剰であったり、純粋すぎたりするとちょっと恐ろしいモノになってしまう、というお話。

 かわいい後輩・こはるに慕われてちょっと幸せになっていた主人公。しかし、彼女が愛ゆえに取る行動は……

 主人公の縦笛をしゃぶる、主人公が捨てたジュースの空き缶を探してゴミ箱を漁る、お弁当を作ってる(何か入ってるかも)、などなど。

 愛が重い、とかそういうのとはまた違った、肌の粟立つような怖さがあります。サイコかお前は。
 夢に生霊を飛ばすなど、もはや完全にホラー。
 かわいいだけに、無垢なだけに、全身全霊のその笑顔が逆に中身が見えなくて戦慄してしまうという。もはやこはるの愛は人が受け入れられる器を超えて過剰で純粋でありもはや引きつった笑いを浮かべるしか。 

 本作は過剰な愛が生み出すホラーであり、また、その過剰な愛はヤバいものだと解っていながら、かわいいから、でずるずると付き合ってしまう主人公に、哀しくも愚かな男のさがを描いた作品なのであります。いや、あんまりにもこはるの行動がサイコ過ぎて笑ってしまったりもしますけど。愛と恐怖と笑いは紙一重、ということで。
 しかし、この話はどういう着地をするのだか全く予想できません。怖い方面にいくのか、それともこの愛が実るのか。二人がきちんとくっついても、それはそれでやっぱりとても怖いことだと思うのですが。

こはるの日々

こはるの日々(1) (アフタヌーンKC)こはるの日々(1) (アフタヌーンKC)
(2010/04/07)
大城 ようこう

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棘叢庵主人凡鳥でございます。
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