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文化祭の中でファンタジーが跳ね回る『水面座高校文化祭』1巻

 祭り、というものはハレの場であり、そこは非日常の舞台なのであります。
 だから、文化祭で非日常的ドラマが紡がれるのは必然であり、そこには如何なる者が現れても全く不思議ではないということで。

 『くおんの森』の釣巻氏が描くのは文化祭を舞台にしたファンタジー。文化祭の喧噪の中、色々な立場の参加者が経験する物語を1話完結の形式で描いていきます。 それは個人の物語であったり、お化け達の青春であったり、地球の運命を左右する宇宙人との遭遇の物語であったりと、とにかくバラエティに富んだ構成。
 そんなトンデモないドラマを飲み込みながら、しかしひたすら騒々しく、賑やかに続いていく文化祭。

 それぞれの物語は独立したものですが、「自分が委員長を務める以上、失敗はない」の信念の下に行動するバイタリティあふれる文化祭実行委員長・花屋敷都の存在がエピソードを繋いで、それらを(本人は意識せずに)「文化祭」の一場面に巧みに組み入れて、ハレの場がひたすらに続いていく様子は、心ときめくものがあります。
 文化祭というハレの場、このファンタジーの発生場所に説得力を持たせるのはやはり釣巻氏の画。この人の画には引き込まれるような魅力があって、やはり実に素晴らしいなあ、と。

水面座高校文化祭

水面座高校文化祭 1 (アフタヌーンKC)水面座高校文化祭 1 (アフタヌーンKC)
(2010/03/05)
釣巻 和

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テーマ : オススメ漫画
ジャンル : 本・雑誌

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棘叢庵主人凡鳥でございます。
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