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小学生の文具店細腕繁盛記『夕焼けロケットペンシル』1巻

 働かない父親に代わり、実家の文房具店を切り盛りすることになった小学生のサトミ。
 お店に閑古鳥は鳴いているし、ノウハウも無いけれど、一生懸命に頑張るのでした。お母さんとの思い出の「ロケットペンシル」を首から下げて。

 お店の経営のあれやこれやは大変ではありますが、母親が帰ってくることを信じて、家族の思い出の店を存続させようという純粋で強い意思と、それを行動に表すサトミの芯の強さ・健気さには心をギュッと掴まれます。
 そんな彼女を頼ってやってくるお客さんが増え、その人達との交流がサトミを支えて、暖かな人の輪が広がって、と彼女の頑張りが目に見える形で報われていくのが素敵。

 にしても、娘がこんなに頑張っているのにひたすら遊び呆けているお父さんがヒドい。
 ひとでなし、というのではなくてもう完全にオタクなニートで、過去にあった何かが彼をこうしてしまっているのではありますが――その辺り、お父さん・お母さんの過去の話が気になるところ。

 そしてお客さんである漫画家のお兄さんに対するサトミのまさに「初恋」というべき淡い恋愛感情。
 細かいエピソードを積み重ねた上でそれが芽生える様を丁寧に描き、大変に切ない感じでグッと来ますが、何せ歳の差が大きいので、このサトミの想いがどうなってしまうのかも実に気になります。

 サトミの頑張りで少しずつ息を吹き返し始めた文房具店。そこに集う人々のドラマとともに注目です。

夕焼けロケットペンシル 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)夕焼けロケットペンシル 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2010/09/22)
あさの ゆきこ

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棘叢庵主人凡鳥でございます。
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