お転婆月の姫流離譚『月華美刃』1巻
『TISTA』の遠藤達哉氏が放つ新作は「かぐや姫」をモチーフにしたSF活劇であり、そして王たる運命を背負った少女のビルドゥングスロマンでもあり。
側近たちも手を焼くお転婆姫の日常から、人々に慕われる「銀后」たる母の病、戴冠式でのテロ、そして「穢星」への逃避行――とジェットコースターのような怒涛の展開の中に、権力争いに絡んだ謀略、側近の忠義、母子の絆、人の上に立つものの責任と覚悟――といったドラマをギュッと濃縮して魅せに魅せる第1話。
もう、この1話でグイグイと話に引き込まれました。すごい作品が始まったぞ、と。
お転婆ではあっても世間を知らなかったカグヤが穢星で必死に生きる人々の姿を実際に目にし、また政敵の刺客との戦い、そして彼女を輔けてくれる人々と出会い、いかに成長していくか。
しかしその道には常に、優しくも厳しい母であり、同時に民に慕われる理想的な施政者「銀后」であったフジヤの、目標とすべき大きく暖かな背中が見えているのですから、以下に険しかろうと道を違えないであろう確信と清涼感があります。
ドラマ的にはかなりハードなことが起こっておりますが、元気(でちょっとおバカ)なカグヤのキャラと、ポップな描写でとっつきやすいのも素敵です。
カグヤを追って現れる刺客が「求魂者」(きゅうこんしゃ)とか、そういうセンスもシャレが効いていてまた素敵。
読まなきゃ損、のレベルでお勧めしたい一作です。
側近たちも手を焼くお転婆姫の日常から、人々に慕われる「銀后」たる母の病、戴冠式でのテロ、そして「穢星」への逃避行――とジェットコースターのような怒涛の展開の中に、権力争いに絡んだ謀略、側近の忠義、母子の絆、人の上に立つものの責任と覚悟――といったドラマをギュッと濃縮して魅せに魅せる第1話。
もう、この1話でグイグイと話に引き込まれました。すごい作品が始まったぞ、と。
お転婆ではあっても世間を知らなかったカグヤが穢星で必死に生きる人々の姿を実際に目にし、また政敵の刺客との戦い、そして彼女を輔けてくれる人々と出会い、いかに成長していくか。
しかしその道には常に、優しくも厳しい母であり、同時に民に慕われる理想的な施政者「銀后」であったフジヤの、目標とすべき大きく暖かな背中が見えているのですから、以下に険しかろうと道を違えないであろう確信と清涼感があります。
ドラマ的にはかなりハードなことが起こっておりますが、元気(でちょっとおバカ)なカグヤのキャラと、ポップな描写でとっつきやすいのも素敵です。
カグヤを追って現れる刺客が「求魂者」(きゅうこんしゃ)とか、そういうセンスもシャレが効いていてまた素敵。
読まなきゃ損、のレベルでお勧めしたい一作です。
![]() | 月華美刃 1 (ジャンプコミックス) (2010/09/03) 遠藤 達哉 商品詳細を見る |

