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ゆるいけど感覚は鋭いのかも知れない『ゆゆ式』2巻

 うーん、やはり作者は天才なのではなかろうか。
 相変わらず感覚的なネタがすごい&かわいい&おもしろい第2巻。

 たぶん、人によっては「可愛いけど……何?」という感覚に陥る作品だと思うのです。

 例えば、97頁。

「えっと 木曜ってそんな感じしないー?
 それとポテトって感じ」
「……でも ポテトは土曜日ってことも……」


 あー、全然わかんないけど何か分かるような感じがするこの大変に感覚的なやりとり。理屈とか一切抜きのふわふわとした感覚的な話題に興じる女の子達がかわいいやら面白いやら。
 個人的な感覚の話題が仲良し3人組の間で非常にビミョーなバランスの上で通じている(そして時に通じない)、そしてそれが感覚的であるゆえに時に明後日の方向にすっ飛んでいくコミュニケーションのふわふわ加減を、そのやわらかさを保ったまま漫画にしてしまえるセンスは凄いな、と。この三上氏のセンスに大きな拍手を送りたいと思うのです。

ゆゆ式2

ゆゆ式 (2) (まんがタイムKRコミックス)ゆゆ式 (2) (まんがタイムKRコミックス)
(2010/02/27)
三上 小又

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テーマ : オススメ漫画
ジャンル : 本・雑誌

日常の小さな積み重ねのしあわせ――『日々是…』

 同棲を始めたカップルのラブラブな日常を描いた作品。
 いやもう、読んでてこれほど顔がニヤけてしまう漫画というのもなかなかありますまい。
 描かれるのは何でもない日常の一幕。しかし、幸せと愛情で充ち満ちた二人のラブラブっぷりといちゃいちゃっぷりたるや!
 慣れない同棲生活の中、段々と二人の空間を作って行く行為。
感動屋のたまきさんと、ちょいと気弱な感もあるコーゾーくん。些細な、しかし大切な思い出を積み重ねていく様が実に実に丁寧に描かれております。二人一緒に一緒に生活している、ということを確認していく行為が実にくすぐったくて、あったかい。

 そして、日常のふとした瞬間にエロスイッチが入って行為に及ぶ二人、その気持ちの流れの自然さが何だかがもう大変にエロちっくです。 ハードな描写ではなくても、何と申しましょう、こう、ハートで感じるエロさがあります。
 いやもうごちそうさま。お幸せにね! ってヤツですよ。

日々是…

日々是… (ヤングコミックコミックス)日々是… (ヤングコミックコミックス)
(2010/02/22)
かがみ ふみを

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テーマ : オススメ漫画
ジャンル : 本・雑誌

せんぱいちゃん、かわいい! なニュース漫画。

ここしばらく仕事のようなものが忙しかったり、厄介ごとが持ち上がったりで
更新が止まっててすんません。面倒なことが多くて気力をごっそり削がれる日々です。

引越して間もないのに、あんまり更新が止まってばかりなのもアレなので軽いネタなどを。


色々なニュースを漫画で紹介する「日本漫画新聞」で連載されている高山ヤマ氏の漫画がすごく好きなんです。
せんぱいちゃんがすごくかわいい。むっちりした体が大変エロかわいい。風邪ひきっぱなし鼻水垂らしてるのもまたかわいい。こうはい君との漫才っぷりもやっぱりかわいい。

全くその分野のことを知らないけれど、この本を買ってしまおうかどうかちょっと悩みます。
某所の某抱き枕も買おうかどうか悩みましたが、Tシャツだけ買って見送ってしまったことをちょっと後悔しています。あ、そろそろ届くのかなー。今回のおまけも楽しみだなー。

いやまあ、分からない人もいる話は措くとしても。
毎回、高山氏の漫画が更新されるのを楽しみに見ているのですよ。
せんぱいちゃん、かわいい!


マンガでわかるシーケンス制御マンガでわかるシーケンス制御
(2008/10)
藤瀧 和弘高山 ヤマ

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姉御肌女子高生&幽霊少女のバディ物。あと尻。な『真昼に深夜子』1巻

「fellows!」連載中、動きのあるポップでカッコイイ画が大変に気持ちいい宮田氏の初単行本。
「ネコを捕まえろ」「冴えない少年の恋の想いを遂げさせろ」「弱小野球部に勝利を」などなど、身近な、しかし一筋縄ではいかない指令に挑む二人。毎回毎回、バラエティに富んだ趣の異なる指令に、青春の一幕、恋愛劇、アクションありと異なるアプローチで挑む二人の姿が飽きさせません。

ちょっと荒っぽいけど根は真っ直ぐで純情な真昼と、ちょっとヒネた感じもある深夜子、肉体派実行係・頭脳派計画係のこの二人のコンビ。
深夜子が半ば謀る形で真昼を引っ張り込んだ形で組まされたコンビではありますが、バカみたいにストレートな真昼の言動が、ちょっとヒネた深夜子の心に届いて徐々に二人の関係が変わっていく様もまた面白い。
なにやらその死に複雑な事情を抱えているような幽霊少女・深夜子ですが、はてさて一体何があったのでありましょう。

 この主役二人以外にも、神様ババアや真昼の舎弟達も憎めないイイ味出してます。 

 そして、宮田氏と言えば尻。尻と言えば宮田氏。この『真昼に深夜子』も素晴らしい尻ですな。「2010年このお尻がすごい!」の1位候補ではなないでしょうか。この健康的でボリューミーな張りのある尻はたまらんものがあります。

 しかし、ビームで連載していた『ききみみ図鑑』は単行本になりませんかのう。てっきり一緒に単行本化されるとばかり思っておりましたが。こっちの単行本化も信じて楽しみに待ってますよエンターブレインさん!

真昼に深夜子

真昼に深夜子 1巻 (BEAM COMIX)真昼に深夜子 1巻 (BEAM COMIX)
(2010/02/15)
宮田紘次

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テーマ : オススメ漫画
ジャンル : 本・雑誌

希望を摘み取れ――『狼の口 ヴォルフスムント』1巻

 14世紀初頭アルプス地方。オーストリアのハプスブルグ家に対し、現在のスイスの前身に当たる自治邦が抵抗を続けていた時代。
 伊独を結ぶ交通の要衝であるザンクト・ゴットハルト峠に築かれ、何者も通さぬ砦、通称「狼の口(ヴォルフスムント)」。何とかしてそこを通ろうとする者達と、その望みを打ち砕く砦の番人・ヴォルフラムの攻防の物語。

 逃避行の中、危地に挑む男女。それを阻もうとする狡猾な役人。ああ、勧進帳の欧州バージョンなのか……と思っていた自分の読みのぬるさを思い知らされた第1話の衝撃たるや。

 故郷のため、主のため、命をかけて何とか「狼の口」を抜けようとする者達。工夫を凝らし、持てる力の全てを以て挑んでいるのに対し、それを嘲笑うかのようにいたぶり、かみ砕く「狼の口」。優男の面に薄い笑みを浮かべながら女子供関係なく処刑していくヴォルフラム。

 次々に希望が潰え、死体が積み重なっていく様は無惨極まりないのですが、しかしそれを前にしたヴォルフラムの薄い笑みに、暗くサディスティックな共感を覚えるのは私だけではないはず。
 相手が気高ければ気高いほど、工夫を凝らせば凝らすほど、絶対的な優位性から相手をなぶり、踏みにじり、その怒りと恨みを見聞きする甲斐があり、背負った使命や想いが貴いほど壊し甲斐があるという。
 ――であるからこそ、そういうヴォルフラムは斃されるべき者としてその存在感を増していくという。
 
 歴史ではやがて自治邦同盟がハプスブルグ家の軛を脱し、自由を獲得していくことになりますが、今はまだ難攻不落の砦として傲然と聳え立ち続ける狼の口。
 そこを突破する者が出てくるのか、出るとしたら、それまでにどれだけの犠牲の物語がさらに重なっていくのか――
 強烈にお奨めの一冊。是非に是非に。

狼の口

狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (BEAM COMIX)狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (BEAM COMIX)
(2010/02/15)
久慈光久

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テーマ : オススメ漫画
ジャンル : 本・雑誌

だったら野球で勝負だ――しかし温泉巻な『白球少女』4巻

 眼鏡で美人の爽やか系ドS、伊久美先輩から野球の勝負を申し込まれ、ようやく野球漫画になるのか!? 
 ――と思いきや、そこは読者の期待通りやっぱり野球漫画にはならず、温泉回に突入。
 登場キャラに実家が温泉宿のキャラがいることの便利さよ。ああ素晴らしい。

 眼福眼福、且つおバカな展開ながらも、実は本気でシリアス路線も進んでいるのかというお父上含め男性陣の暗躍ぶりが不気味でもあり楽しみでもあり。
 
 改めて思うに、女の子は皆個性的でかわいいし、男はバカと変態ばかりで愉快だし、躍動感とメリハリ効いた動きがすんごいし、とやっぱりこの4巻も大変に面白いのでありました。

 4巻には山崎氏のデビュー作であるバイク漫画「WAPPA」も併録。ダイナミックな動きを漫画のコマ割の中で表現するのがやっぱり前から巧かったのだなあ、と。

白球少女4

白球少女 4 (Flex Comix)白球少女 4 (Flex Comix)
(2010/02/11)
山崎 毅宜

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テーマ : オススメ漫画
ジャンル : 本・雑誌

目を大切に

ここしばらく、眼精疲労なのか
目が痛くてモニタ見るのがしんどくて
それでも無理して作業していると頭痛が酷くなって、と
なかなか思うに任せない状況が続いておりまして
更新途絶しておりました。
可能であるならば目玉を取り外して
温泉にでも浸けておきたいようなそんな感じ。

いやまあ、単に忙しくて更新する気力も無かった
という面も無きにしもあらず。

しかしまあ、あれですな。
年は取りたくないものですな。
昔は多少効いた無理が年々利かなくなってくる、という。
機械の体が欲しいですわ。

益体もないことを書きまして。
goood! アフタヌーンのコミックとか色々書くべき作品は
買っているのにすっかり時期を逸してしまった感もあり。
まあ、ゆるゆるやります。

戦争に子宮を供する女達――『WOMBS』1巻

 転送能力駆使する特殊部隊。
 それは妊娠期間中の雌だけが転送能力を持つという生物・ニーバスの体組織を胎内に宿された女だけの部隊。

 地球から遠く離れた移民星で続く第一次移民と第二次移民の戦争の中、その「子宮部隊(ウームズ)」に配属されることになった一人の女性兵士を描く。

 自分の子宮に、正体不明の生物のパーツを宿されて、その力を軍事利用される女性たち、というショッキングな設定。妊婦と戦場、縁遠い要素を密接にくっつけて、しかも説得力があるという。
 兵士として戦うことと自分の子宮に得体の知れないモノを宿すという女性としての葛藤、得体の知れない「ニーバス」の謎と、それを軍事転用する軍隊の秘密、主人公の適正の謎――などなど、ぐいぐいと先に引っ張っていく展開と設定の面白さがあります。

 一兵士として詳細は知らされないまま訓練を重ね、戦争に参加する主人公。その主人公と同等の情報量で物語を辿る読者としてはは、時折垣間見える謎と設定の面白さに目が離せません。

WOMBS.jpg

WOMBS 1 (イッキ コミックス)WOMBS 1 (イッキ コミックス)
(2010/01/29)
白井 弓子

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Author:棘叢庵主人
棘叢庵主人凡鳥でございます。
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