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Hな本屋の店員さんは小学生。『私のおウチはHON屋さん』1巻

小学5年生の中沢みゆの実家は本屋さん。
みゆちゃんは毎日おうちのお手伝いをしておりまりますが、ひとつ問題が。
彼女の実家はHな本の専門店だったのです……!

 と、設定からして合理的に小学生女子に思い切りセクハラシチュエーションをぶつけられる素敵な作品。

 「こんなHな本……恥ずかしい」と赤面しながら接客するみゆちゃんの姿は実に微笑ましい。
 そんなんでありながら、商品にきちんと詳しいのが感心するやら可笑しいやら。仕事熱心であることだなあ。

 そんなセクハラシチュ満載であるにもかかわらず、彼女のお店や仕事は、家族の絆の象徴だったり、お客さんとの温かい交流の場だったりで、全体的にすごい「いい話」成分が高い作品でもあります。
 セクハラと人情話の絶妙のさじ加減、奇跡の融合というべきでしょうか。なかなかこのバランス感覚はすごいと思うのです。

 これ以上ないくらいに看板娘として機能しているみゆちゃん。お客さんと一緒にそのお仕事っぷりを見守って、いちいちそのリアクションに癒されたいな、と。

私のおウチはHON屋さん(1) (ガンガンコミックスJOKER)私のおウチはHON屋さん(1) (ガンガンコミックスJOKER)
(2010/09/22)
横山 知生

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やわらか頭が拓く豊かな世界『リューシカ・リューシカ』1巻

 少女リューシカのなんでもない日常の一コマ。なんでもないながらも、彼女のやわらかな頭からむくむくと湧き出る想像力が、不思議かつ愉快な、大変にユニークな物語の息づく世界に換えてしまうのであります。

 大人と同じ世界を見ているはずなのに、リューシカが見ている世界は大人のそれよりも豊かで鮮やか。
 CDの盤面を見ていて頭に流れ出す音楽(実際にプレイヤーにかけて出る音楽とは違うのだこれが)。
 台風一過の庭に散らばったサンダルから出会ったおおきなひと。
 右目と左目、見えているリンゴは同じものなの――?
 などなど。

 思わずウフフと笑ってしまうリューシカのユニークな想像ですが、同時にその感性の柔軟さ・瑞々しさに頭をブン殴られるような衝撃もあります。
 リューシカの奇妙な空想に何だか「分かるなあ」と共感してしまう。それは我々が幼かった頃きっと持っていた彼女に近い感覚、それが刺激されるからなんでしょう。
 普通の日常から、やわらか頭が開く豊かな世界の扉。やわらかあたまって素敵ね、と強く思います。

リューシカ・リューシカ 1 (ガンガンコミックスONLINE)リューシカ・リューシカ 1 (ガンガンコミックスONLINE)
(2010/06/22)
安倍 吉俊

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遊びをクリエイトする『アソビバ』1巻

 ちっちゃな部長とクールな千夏、二人だけの遊具研究部、略して「ゆーけん部」。
 新しい遊具を考え、それを使った新しい遊びを考えるという活動内容のもと、二人はユルく楽しく仲良く部活をするのでありました。

 基本的に舞台は部室オンリー、登場人物は二人だけという極めて限定された条件で進行するエピソード。
 にも関わらず、二人が考える遊びがとてもユニーク&二人のやりとりが面白くて、マンネリ感や閉塞感とは無縁のほんわかとした面白さ。

 時に変な道具を使いながら、時に身の回りの品を用い、想像力と斬新(時におバカ)なアイデアを駆使して全く新しい遊びを作り上げる様は実にユニークかつファニーな創造性いっぱい。
 テーマを定めて、それに沿ったシチュエーションを手持ちのカードで作って遊ぶ「シチュエーション・カードゲーム」なんか無限の可能性を持っているなァ、と。
(例「テーマ:悲しい・切ない」に対して「教室+泣いている女の子+夕日」とか)


 部長と千夏が作る新しい遊びはどこかお間抜けで、でも楽しそうなものばかり。
 でも、遊びそのものが面白そう、というのもあるのですが、それ以上に二人の仲の良さ――常にストレートに楽しんでいる部長に対して、一歩下がりつつも、実はものすごく部長が好きな千夏――がどんな遊びであっても120%楽しくなってしまうという。
 二人にとっての「遊び」はコミュニケーションのツールであり、それを面白くするのは二人のゆるくもお熱い仲なのであります。


 ところで。アタシも千夏に「テキサス」したいです。ぜひ。

アソビバ 1 (ヤングガンガンコミックス)アソビバ 1 (ヤングガンガンコミックス)
(2010/04/24)
小玉 有起

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棘叢庵主人凡鳥でございます。
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