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ファニーでハートフルなゼンマイ仕掛けの幼なじみ『クロックワークガール』

 幼なじみの女の子・あしほが目の前で交通事故に!
自称「下町のエジソン」なお母さんの手によって彼女はぜんまい仕掛けのロボットとして生まれ変わったのだった!

 『ハカセのセカイ』『みこととみこと』のハラヤヒロ氏の久しぶりの新刊は、やっぱりちょっぴりファニーテイストなコメディ。

 顔にビス止めされてたり、頭にアンテナがたってたり、背中にゼンマイ刺さってたりするあしほさんですが。本人的には事故ったことも、そんな体であることも全く気にすることなく、あっけらかんと楽しげに生きております。
 リモコン操作したり、ゼンマイ巻いたりする健太君も、状況に振り回されながらも変わることなくあしほに接しておりますし、友人たちもまた然り。
 一人の女の子の運命の激変を本人含めのほほんと受け入れてしまうこのファニーさが素敵。
 やがてライバルとしてのもう一人のロボ娘さんが出てきて物語は大きく動きますが、やっぱりファニーな空気は最後まで。

 この得難い変さ加減と、それを覆うハートフルな空気。いいなあ。
 是非また別の作品を読みたいなぁ。次の作品、楽しみに待ってます。

クロックワークガール (IDコミックス REXコミックス)クロックワークガール (IDコミックス REXコミックス)
(2010/09/09)
ハラ ヤヒロ

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家族であり、ちょっと気になる異性であり……『このここのこ』2巻

 千紘がうっかり遙斗と同じ家政部に入部してしまったことで、学校でも一緒の時間が増えた二人。
 今まで以上にお互いの色々な面を見る事になり、家族としての絆が深まるのとともに、何だか異性として気になる度合いも上がってきて……そんな中で体育祭開催! という展開の第2巻。

 表の優等生の顔と素の顔の両方を知っている・知られているからこそ家族として思ったことを言い合えるような関係になった二人。
 理解の深まりにつれて、なんでも一人で抱え込もうとする千紘を気遣う遙斗の気持ちは、それが大切な家族だからなのか、それとも異性としてなのか。
 そして、千紘にしても自分の心を解きほぐしてくれる遙斗に対して抱く思いは家族への感謝か。それとも異性に対するときめきか。

 千紘と遙斗の関係は微妙でありちょっと複雑。姉弟であるということが絆であり、同時に壁でもあるという。
 「家族」になることに一生懸命なあまり、自分の感情にちょっと鈍感で「家族」と「気になる異性」の境界線を微妙に家族側で足踏みし続ける二人。
 「きになる」「放っておけない」とはっきり感じている遙斗。恋愛に興味ナシと言いつつ遙斗に対しては他の男と別種の信頼を寄せ、体育祭での遙斗の活躍にドキッとしてしまった千紘。
 
 ああもう、二人の今後の関係今後が一体どうなっていくのか非常に気になる!
 そして2巻ラストで爆発した全く悪気の無い爆弾が周囲に及ぼす影響もどうなることやら!

■既刊感想
『このここのこ』1巻 感想


このこここのこ 2 (IDコミックス REXコミックス)このこここのこ 2 (IDコミックス REXコミックス)
(2010/05/08)
藤 こよみ

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一挙に投入10人ヒロイン――『スターマイン』1巻

 彼女が欲しい! と流星群に願った次の日、9人(+1人)のヒロインがやってきた! 個性豊かなヒロイン達との同居生活を描く4コマラブコメ。

 第一話で10人のヒロインが全部登場するので、名前とキャラを一致させるのがなかなか大変ですが、その後書くヒロイン別のエピソードが語られることでキャラ立ちを再確認。1巻全部読み終わってヒロイン一巡、みんな属性装備のキャラ立ちをしていてかわいらしい。お約束を踏まえつつ、ズラしかたが絶妙。

 大抵こういう場合王道ヒロイン属性を振られている女の子は影が薄くなりがちですが、尻尾のように感情表現をする髪と、意外な積極性、そして他キャラの絡みの多さで風見さんは超頑張っていると思います。
 ツンデレなのに弄られキャラになってしまっている叶得さんマジ不憫。

 そして監視役の志染さんが妙に美味しい役どころを持って行ってる&存在感があって、実は彼女が隠れルートで一番人気なんじゃねえの!? みたいな。

 主人公一人をヒロイン全員が好いている、でもヒロイン間での軋轢はない、というハーレム的状況の中で、実は恋愛モードの比重は高くなく、キャラ同士の個性を発揮した掛け合い、キャラの立たせ合いが主ですが、そんな中にするっと放り込まれるベタ甘のフラグ立てイベントが砂糖菓子の如く甘くてこっぱずかしくて――だが、それがいい。

 とにかくキャラが命! の作品。大量の個性派ヒロインたちのドタバタ劇が賑やかで、きらびやかで楽しいなあ、と。

スターマイン

スターマイン 1 (IDコミックス)スターマイン 1 (IDコミックス)
(2010/03/20)
ストロマ

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テーマ : オススメ漫画
ジャンル : 本・雑誌

姉弟+兄妹=家族。『このこここのこ』1巻

 親同士の再婚によって兄弟姉妹となることになった二組5人の男女。
 いきなり両親が不在となってしまった中で、心根の真っ直ぐな高校生・遥斗と、彼と同い年で姉となった千紘の二人を軸に、少しずつ「家族」としての絆を深めつつ、気になる関係になっちゃったりする様を描きます。

 外面は人当たりの良い優等生、しかし中身は――な食わせ者の千紘。複雑な家庭環境の中で育った彼女の自衛策として生まれたその猫かぶりとニヒルな考え方は遥斗を面食らわせますが、それでも「僕たちは家族だ」と言い切る彼の姿勢が徐々に千紘を変えていく、という。

 主役の二人の他に、一番大人なのに明け透けでバカな兄貴、クールに肝の据わった母親役を担う大学生の姉、人見知りが強すぎる妹などなど。ちぐはぐな彼等が、しかし「家族だから」とまとまっていく姿は、分かっていてもどこかジンと痺れます。

 家族モノとしては目新しい筋ではないかもしれませんが、それぞれにインパクトがあってキャラ立ちしてる兄弟姉妹、そして心の動きを濃やかに描写しつつ「家族」というテーマをしっかり描いていて、ああ、これはいいなあ、と感心しきり。「突然同い年の女の子と一つ屋根の下で!?」的なラブコメ要素も織り交ぜつつ。

 しかしまあ、優等生の仮面をかぶり、ニヒルな態度で心を鎧いつつも、格ゲーではしゃいじゃったり、妹の病気に取り乱したり、根は寂しがり屋で年相応な女の子、という千紘は実に実に良いキャラクターですわね。
 そんな彼女に正面から向き合って、言動にブレがない芯の強さを持っている遥斗がまた男前で素敵。

 しかし、こんな子供達を複雑な環境に放って置いて行ってしまう両親のキャラ設定はもうちぃと何とかならんかったんか、という気がしないでも。1話の親戚のオバサンの意見が的を射ていてツラいよ!

 というわけで、個人的にこの先もすごく期待しております。楽しみ!

このこここのこ

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(2009/12/09)
藤 こよみ

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棘叢庵主人凡鳥でございます。
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